適応障害って何

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適応障害って何?わかりやすく説明します

適応障害とは、何らかのストレスが原因となって軽いうつ状態や体に様々な症状を引き起こすことを指します。

 

新しい学校に進学した時とか、会社に就職したとき、新しい部署に配属されたときなどに起こることが多い病気です。誰でも新しい環境に馴染むまではエネルギーを使いますが、なかなか馴染めず(適応)出来ず、時間の経過とともに強い不安感や絶望感、自殺願望や劣等感などのうつ状態に繋がってしまう病気です。

 

環境に適応できなくなる状態には、様々な意味合いがある

環境になじめないというと、友達が出来ず、周囲の人間観家に馴染めないネガティブなイメージがあるかもしれません。しかし、適応障害の場合はこれらのイメージとは全く違います。

 

環境に適応できない状態といっても、実に様々なパターンがあります。特に多いのは、自分の立場がそれまでと大幅に変わり、自分に課せられた責任が大きくなった場合です。

 

この場合、「自分に与えられた役割、責任を果たしたいが、現実とのギャップに悩まされる」ことが非常に多くみられます。

 

環境の変化だけでなく、立場の変化に適応できないことも

例えば、部活でこれまでは部員の一人にすぎなかったのがキャプテンに就任したことで適応障害になることもあります。子供を出産し、母親になって心身に不調をきたすこともあります。会社員として誰よりも優秀だったのに、管理職になって責任が増大した途端に適応障害を発症することもあります。

 

適応障害では環境や立場が大きく変化し、自分自身はその役割を全うするために努力しているもののなかなかうまくいかない状態で発症することが多いです。これらの状態にある人は、「自分は本当は向いていない」ことを誰よりも理解していたり、「自分には適性がない」と理解していながらなんとか頑張っている人ばかりです。

 

「心は明らかなNOを示しているけど、そんな甘えたことは言ってられないから頑張らなければ」という状態を続けていくうちに、症状が深刻化してしまうことが非常に多いのが適応障害です。

 

異常な症状に気づいたときには既に自分一人ではどうにも出来ない状態で、もう後戻りも出来ないし、先に進む気力すら残っていない。もう自分はどうしていいのかわからないという絶望に暮れてしまうという訳です。

 

 

適応障害は誰にでも起こり得るし、他の精神疾患を誘発する直前の状態

環境や立場の変化に悩むというのは誰にでもあるでしょうから、適応障害は誰にでも起こる病気だということがわかると思います。適応障害はうつ状態の症状もあり、軽度のうつ病と症状はほぼ同じです。

 

適応障害はストレスの原因から離れると症状が緩和する特徴がありますが、症状が深刻化すると様々な精神疾患を併発してしまったり、治療に長い時間がかかることがあります。ストレスの原因から離れても症状が一向に治らなくなってしまうと、それはもはや適応障害ではありません。

 

そのため、適応障害と診断されるケースはまだ完治の見通しが残されているギリギリの状態で、症状をこれ以上深刻化させないために食い止めなければいけない油断できない状態なのです。



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